ブランクがあっても復職できる。スキル支援制度をご紹介します。

ついていける?…スキルの不安を解消するサポート

プリセプターは中途採用でもつくことも!?

一般的に新卒の新米看護師につくプリセプター。どんなに勉強して、実習をうけたとは言え、医療現場にマニュアルはあってないようなもの。その患者さんごとの臨機応変な対応が求められますよね。だからこそ、初めの1年間~3年間程度(医療機関による)、プリセプターという指導担当者がつき、マンツーマンで新米看護師さんの業務を見守り、アドバイスをくれるという教育制度があります。
通常、新卒看護師につくこの制度ですが、最近では、早期離職し、看護師としての経験が少ないブランクから復職する中途採用者にもこの制度を利用する病院が増えています。内容は新卒同様、一人ひとり現場で見守り、アドバイスをし、必要な時にはサポートもしてくれ、一人前の看護師になる手伝いをしてくれます。
特に資格習得後の経験が少ないまま、離職してしまった看護師さんにおすすめです。

OJT研修や基礎研修で思い出せ!

ブランクから復職する時、もっとも不安なことは、働いていた頃から医療現場の知識や技術がかわっていて、追いつけないことではないでしょうか。
そんな潜在看護師さんにチェックしていただきたいのは、基礎研修が充実している病院です。内容としては、医療機関によってさまざまなので、確認して頂く必要がありますが、例えば採血実技や褥瘡処置などのOJT研修から、最近の医療知識や機器の説明、電子カルテの扱い方の知識の研修なども幅広くあります。
さらに最近では、接遇やマナー研修などのプラス研修をして、働く意識を高めてくれる研修を行っている医療機関が増えています。
復職支援の進んでいる医療機関では、こうした研修を無料で受講できたり、就業時間内扱いにしてくれるケースもありますので、求人を探す際のポイントとして押さえてくださいね。

公的復職支援研修

こうした潜在看護師向けの研修を受けられるのは、その病院に入職する場合だけではありません。ここ最近の深刻な看護師不足に懸念を抱く都道府県、市区町村などの公的機関単位で復職研修を行っているケースもあります。例えば、東京都では、都が指定した病院で模型医療器具での採決、注射の練習や病棟看護の練習などを行っています。他にも福祉施設での看護の研修制度もあります。研修の受講に関しては各公的機関の規定により、かかる費用や研修の場所などが違うので、公的機関に確認が必要です。

もし、自分の希望する病院に復職支援制度がない場合は、こうしたサービスを利用することもできますよ。

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